US盤BEATLESのLET IT BE 偽物について

物騒なタイトルですいません。先日買取にお持ちいただいたLET IT BE(US盤)の中に、偽物が混ざっていました。お客様が被害に遭わないためにも、一応書いておきます。

最初に書いておくと、70年代当時の偽物ですし、お客様や所有者に非はありません。製造者が悪いのです。精巧に作られているため、すぐ分かる訳じゃありませんし、気づいてか存在を知らずかそのまま販売しているお店もあります。簡単に写真を載せてみます。

↑本物

↑偽物

↑本物

↑偽物

分かりにくい。。。結構精巧に作られています。慣れている人や知っている人は違和感に気づくかもしれません。なんか写真荒いなとか、やけに安いなと思ったらお店の人に聞いてみてください。リムの刻印で判断も可能ですが、普通の人には面倒です。何より音が全く違いますので、視聴してみるのもいいでしょう。

なんか音がこもっているように感じたら、偽物の可能性があります。ビートルズのアメリカ盤が音悪いと言ったりしますが、本物はアメリカ盤でもハキハキと艶やかな最高のロックサウンドです。

偽物が存在すると知っているだけでも見る目が変わってきますので、ご参考までに。